【F.O.X活用事例】 第1回 : CyberZコンサルタントによる運用術
F.O.X開発局ディレクターの玉川奨(タマガワススム)です。
今回はF.O.Xの活用事例として、弊社CyberZの代理店部門がF.O.Xを使用し、実際に行っている運用術をご紹介します。
顧客が求めるKPIの多様化
広告運用を行う際に顧客が希望するKPIが多様化してきています。CVやCVRに基づいたCPI(※1)での運用は一般的ですが、ROAS(※2)や継続率など、どれだけ質の高いユーザーを獲得できたのかをKPIとして、広告運用を行うケースが増えています。ROASや継続率は、獲得何日後を評価対象とするのかなどさらに細分化され、顧客のニーズに応えるために、計測ツールも柔軟性を求められています。
※1: CPI (Cost Per Install) 1インストール当たりいくらでユーザーを獲得できているかの単価
※2: ROAS (Rerurn On Advertising Spend) 広告の費用対効果。売上高÷広告費用
柔軟性の高いF.O.Xの指標
F.O.Xでは、多様化する顧客のニーズに応えるため、様々な指標をご提供しています。
①ユーザー獲得後のユーザーアクション別指標
獲得したユーザーのアプリケーション内のユーザーアクションは『チュートリアル突破』や『課金』など、様々です。
1. いつ獲得したユーザーなのか
2. どの広告から流入したユーザーなのか
3. N日後までにどれくらいのユーザーがアクションをしたか
4. 課金の場合は課金額がいくらなのか
F.O.Xでは各ユーザーアクション別に上記の情報を確認いただけます。
例えば、7月に特定のメディアから流入したユーザーを対象に、インストール後14日、30日、90日以内に課金行動を行ったユーザーはどれくらいいるのか、その課金額はどれくらいなのかをすぐに確認可能です。
②ユーザー獲得後の継続率
獲得したユーザーが離脱せず、どれだけ継続して利用してくれているのかも非常に重要な指標です。
F.O.Xでは流入メディア別の継続率だけでなく、キャンペーン、クリエイティブなど更に細かい粒度でN日後の継続率を確認いただけます。
どのようなキャンペーンやクリエイティブが長期継続利用してくれているユーザーを獲得できているのかを確認することで、より効果的な施策を把握し、運用時のPDCAサイクルを円滑に回す手助けが可能です。
コンサルタント運用事例
前述したように、F.O.Xではキャンペーンやクリエイティブ粒度で様々な指標を確認できます。これを利用し、次のような運用が可能になります。
①広告を設計し、実際に運用する
②効果を評価し、良いものと悪いものを分類する
③効果が良いものを束ねて再設計する
このようなPDCAを回して、質の高いユーザーを効果的に獲得できるような運用を行っています。
おわりに
今回はF.O.Xの機能のご紹介と、それを利用した実際の運用事例をご紹介しました。本ブログでは、今後もF.O.Xの活用事例や運用事例をご紹介していく予定です。次回もご期待ください。
0コメント